freeeで楽する確定申告についてざっくり説明する(個人事業主の場合)
先日、確定申告を済ませて参りました。
Twitterにfreeeの事を書いたら使っていない方が多そうだったのでまとめてみました。
■最初に
"会計・経理の知識が必要ないから誰でも使える"とのキャッチコピー。
30日間お試し無料、その後は年間9,800円で利用できます。
freee以外のサービスを使ったことがないので比較とかはできていません。
またあくまで私が実際に行った方法ですので、業務内容や自治体によってはやりかたが違う可能性があります。
わからないことは税務署、銀行などにじっくり相談してみてくださいね。
私の場合、最初の方は税理士さんに手伝ってもらい、白色→青色になりました。
■私のスペック
自営業(個人事業主)。専業になって4年目(2017年3月現在)。
自分のデザインしたアパレルやアクセサリーなどを通販やイベントで販売。
根っからの文系のため簿記、税理の知識ゼロ。
PCのスキルはそこそこあるため、大体の事は一人でやってしまう。(そして苦労する)
領収書の山とエクセルでポチポチすることに嫌気がさし、freee歴3年目。
■freeeで簡単に確定申告をするためのワークフロー
ここだけ見て帰って貰ってもOK!
第一段階「開業届けを出す、ビジネス用口座&クレカを作る」
開業届けを出す(行く場所:税務署、必要なもの:とくになし)
ビジネス用口座&クレカを作る(行く場所:銀行 必要なもの:開業届け、身分証明書、ハンコ)
第二段階 「freeeに登録して口座とクレカ情報を紐づける」
freeeを無料お試しで使ってみる。
使い方がわからない時はチャットでガンガン聞く。
第三段階「確定申告をする」
ポチポチ入力して印刷して提出するだけ。今回の確定申告は2日ほどで作りました。
■第一段階 「開業届けを出す、ビジネス用口座&クレカを作る」
まずは管轄の税務署に行って開業届けを出しましょう。
下記ページに住所を入れると管轄の税務署がわかります。
身分証とハンコ、事前に屋号を決めておいてください。
係の方に個人事業での開業届けを出したいと伝えると書類を渡されるので、名前や住所、屋号、職業、事業の概要などの欄があるので埋めていきます。
(ちなみに私は職業欄に「デザイナー」と書いたのですが、後々見返して見ると字が汚く「デザイアー」になっていました。欲望…合ってる…)
ビジネス用口座とクレカを作るために、受付印を入れてもらった開業届けを持って銀行に行きましょう。
開業届けを渡し、ビジネス用の口座とクレジットを作りたい旨を伝えると手続きが始まります。
口座開設と同時にクレカの申し込み書類などを書いて、大体30分ぐらいで口座を開設できました。
クレジットは後日郵送されてきました。
昔は屋号だけで口座を作れたそうなのですが、今は色々な犯罪に使われるせいか屋号+本名が必要なんですね。
ただ、公開する際は屋号だけでもいいので本名が無駄にばれることはありません。
(振り込みをする相手にはわかりますので、その点はご注意を。)
開業届け、ビジネス口座、ビジネスクレカがそろったら第二段階。
いよいよfreeeに登録します
■第二段階 freeeに登録する
freeeに登録し、ビジネス口座、ビジネスクレカの情報を紐づけていきます。
各口座やクレカのパスワードなどを入れて行きます。
無事紐づけされたら、収入と支出の情報がどんどんfreeeに取り込まれていきます。
それを定期的に仕訳していきます。
なので早く始めるとその分来年の申告が楽なんですね。
ビジネスに関係するものはビジネス口座、クレカで入出金・決済していきましょう。
もちろん、時々現金で支払うことがあると思うのでそれは別途領収書を取っておいて、月末などに入力しておきます。
30日間の無料お試し期間が終わったら本登録しましょう。
勿論、決済方法はビジネスクレカで…!
■第三段階 確定申告をする
確定申告のタブがあるので「確定申告書類の作成」から細かい情報を入れて行き、確定申告の書類を作成。
PDFで出力されるので、印刷して所轄の税務署に提出。
書類が足りていればそれでおしまい!簡単!
あとは書類作成時にわからない部分はチャットで聞くことができました。
困ったことは聞いてみると調べてくださいますよ~。
■最後に
ざっくり説明してみましたがいかがでしたでしょうか?
年1万円ぐらいで面倒な作業が楽に!しかもこれもまた経費になる!
個人事業主の方は是非使ってみてくださーい。
税金は遡って収めることもできるので「実は仕事を始めてから数年経ってて税務署怖い…」という人を何人も見てきましたが怖いことは何にもないのでまずは税務署に行きましょう~。
近い業種だとすごい額を収めることにはならない、はず。
多少ペナルティはあるそうですが(税理士さん談)、それでも想定より少ない額と思います。
例として、売上-仕入れ-経費=収入として、500万売り上げがあっても400万仕入れ&経費だったら収入が100万なので納税義務がある103万以下となり、所得税がかからないんですね。
当たり前ですが、所得税がゼロだと追加納税もゼロです。
納税していないからといって、税務署に行っていきなり殴られることはありません。
(今の時期は殺気立っている可能性もありますが…)
まだ行ってないよ!という人はなるはやで行きましょう。
昼間に行くと案外怖くないですよ、税務署。