2016年上半期に映画館で見た映画11本
【劇場で見た2016年公開映画上半期編】
数えてみると割と見ていたのでまとめてみたいと思います。
(見逃した作品は後半で紹介しています)
『クリムゾンピーク』
(エンタメ度:★☆☆ 映像美:★★★ ストーリー:★☆☆)
→ギレルモ・デル・トロ監督は王道エンタメと耽美なダークファンタジーを撮る才能がある。前者はヘルボーイやパシフィックリム。後者はブレイド2やパンズラビリンスなど。この作品は後者。耽美の洪水。映像美があればストーリーなんてどうでもいい!という方にオススメしたい。主人公の俳優さんがお好きであればなおさら楽しめると思います。
『キャロル』
(エンタメ度:★☆☆ 映像美:★★★ ストーリー:★★★)
→上半期が終わってみて、あれだけ泣いた映画はキャロルだけだなぁと思うほどに好きな作品。すべてが美しすぎて息を止めてみていた。ストーリーもどうなるんだろう、悲劇で終わらないで欲しい、でもどんなエンディングでも受け止めたいと思いつつ最後まで見て(ああ、よかった。けれども、本当にこれでいいのだろうか?)と思わずにいられない。エンドロールが終わってからも涙が止まらず、映画館のトイレでグズグズしていた。かつて味わったことのある切ない思い出が雪のように心に積もる、そんな映画でした。
『リリーのすべて』
(エンタメ度:★☆☆ 映像美:★★☆ ストーリー:★☆☆)
→色々と期待していたものの、わりと暗い話で気が滅入ってしまった作品。ノンフィクションベースの作品はやはりこうなってしまうのかなと思ってしまった。ストーリーの出来があまりよくないかわりにエディレッドメインの麗しい女装姿を沢山見れてよかった。
『ライチ☆光クラブ』
(エンタメ度:★☆☆ 映像美:★★★ ストーリー:★★★)
→原作を読んでいたので話がすっと頭に入ったけれど初見の人は人物の見分けはついたのかな?
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』
(エンタメ度:☆☆☆ 映像美:☆☆☆ ストーリー:☆☆☆)
→0点かな?と思う映画は初めて見ました。厳しすぎるかもしれませんけれど、エンターテイメント性を期待して見に行ったがために低評価。リアルに眠くなりました。つらい。
『KING OF PRISM by PrettyRhythm』
(エンタメ度:★★★ 映像美:★★☆ ストーリー:★★☆)
→応援上映に行きましたがすごく楽しかったですね。これこそエンターテイメントだと思います。作り手の工夫をビシバシ全身に感じてそれに応えるように楽しめる作品でした。因みに大和アレクサンダーが好きです。褐色筋肉サイコー。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』
(エンタメ度:★★★ 映像美:★★★ ストーリー:★★★)
→2回も見に行きました。ガルマちゃん可愛い!ガルマちゃん可愛い!
『ズートピア』
(エンタメ度:★★★ 映像美:★★★ ストーリー:★★★)
→楽しい、可愛い、面白い。ストーリー展開が気持よく、伏線の張り方も絶妙。2があったら(あると思うけど)是非ウォンバットを出して欲しいですね。あとフェレットも。
『デッドプール』
(エンタメ度:★★★ 映像美:★★☆ ストーリー:★★☆)
→台湾行きの飛行機で見たものの、やはり大きい画面で見ておこうと思い、劇場へ。やっぱり愛の物語でしたね。ボスが雑魚過ぎたのがちょっと残念ですが全体的に楽しい映画でした。CGが気持ちよかったなぁ。続編ありますよね?
『帰ってきたヒトラー』
(エンタメ度:★★☆ 映像美:★☆☆ ストーリー:★★★)
→各方面での話題作。撮影当初からあちこちでニュースになり気になっていた作品。公開3日後の平日16時の回にもかかわらず満席。見た後に考えれば考える程、怖い映画だなーという感想。ドイツ人でなければわからない場面が沢山あったのですが、劇場でも随所で笑い声が起きていました。
『日本で一番悪い奴ら』
(エンタメ度:★★☆ 映像美:★☆☆ ストーリー:★★☆)
→原作「恥さらし」は本映画の主人公である刑事稲葉圭昭さんが自伝的に書いたノンフィクション作品。稲葉事件と呼ばれた実在の事件で稲葉さんは逮捕された後の有罪判決を受け、出所して「恥さらし」を書いたようです。実はこの映画は全く別ルートから興味を持ち見ることにしたのですが、それは「コオリオニ」という漫画。
綾野剛主演映画とBL『コオリオニ』の、恥さらしな関係 BLニュース|腐女子の情報サイトちるちる
漫画「コオリオニ」とノンフィクション小説「恥さらし」&映画「日本で一番悪い奴ら」は共通する要素を上げていくと100個ぐらい見つかるのではと思うほど。BL作品ではあるので好みはあるかもしれませんが、ストーリーが非常に面白いです。映画を見た方は漫画を、漫画を読んだ方は映画をオススメします。
【2016年上半期マイベストランキング3】
1.『キャロル』 映像、ストーリー共に最高の作品。寂しい時に見たくなる作品。
2.『ズートピア』 可愛いし、面白いし言うことなし。疲れている社会人にオススメ。
3.『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』 ガルマちゃん可愛い。
以上、2016年上半期、映画館で見た映画11本まとめでした。
【2016年公開のまだ見てない・見たい映画】
チェックしていたのにもかかわらず見そびれてしまって見たい映画と今後公開される映画のメモです。
『レヴェナント』
→話題になっていたものの見そびれた。
『エクス・マキナ』
→上半期に押し込めたかったが間に合わず。早々に見に行きたい。
『シビル・ウォー』
→アベンジャーズ勢としては見ておかないとならない作品。過去2作品も視聴済みなので早く見たい。
『ROOM』
→絶対好きな設定だ!と思ったもの見逃した作品。レンタルで見ます。
→マッドマックス4ロスの人々がTwitter上で名前を挙げていた作品という印象。キルビルの続編はでないのかなぁ…。
『リップヴァンウィンクルの花嫁』
→岩井俊二大好きっことしては見逃してしまって残念。レンタルで見ます。
---以下、未公開---
【9/10公開】『スーサイド・スクワッド』
→2016年下半期の本命映画。期待してるよ。
【9/17公開】怒り
→繰り返し予告編を見たせいで誰が殺人犯なのかめっちゃ気になる。妻夫木がゲイパーティみたいなところで踊ってるのもだいぶ気になる。
【10/8公開】『少女』
→予告で気になったもの。少女が出てくるいじめがありそうな学園物が好き。
【10/14公開】『永い言い訳』
→絶対につらそうな映画なのに気になる。精神的ダメージがハンパなさそうなのに見たい。